一点ずつ全部違う、めのうで作られた指輪に、これまた一点ずつ全部違う柄の蒔絵を組み合わせたシリーズ。
半透明と不透明の混じっためのうは、和菓子のよう。
それとは質感の全く違う、純金の蒔絵のレイヤーとの組み合わせは眺め飽きず、大きくて描き甲斐もあって、製作工程自体を楽しみました。
未来のオーナーにも存分に楽しんで頂けたらいいな、と思いながら仕上げています。
このまましばらく自然の采配による漆の硬化を待ち、8月のイベントでデビューです。
★次回のポップアップ★
8月21日(水)~27日(火) 松屋銀座1階 スペース・オブ・ギンザ
満天の星のリング
満天の星のリングが仲良くふたつ。
南洋真珠にちりばめられた純金の星は、蒔絵技法によるもの。
蒔絵は天然の樹脂(漆)の接着力を生かして、純金や純銀を固着させる日本の伝統工芸技法です。アテナリではこの素晴らしく可能性のある技法を生かし、現代のライフスタイルに合うジュエリーを提案しています。
星部分はパールの表面を一段彫り下げて埋めるように蒔絵加工することで、手触りをスムースに。さらに、アクセントとしてダイヤモンドを埋め込みました。
淡いゴールデンのパールにはシャンパンカラーのブラウンダイヤモンド、白いパールには無色透明なダイヤモンドを合わせています。
細かな手技をくみあわせ、さまざまな輝きが凝縮したリング。
ゴールは着ける方の、楽しい時間です。
★5月16日(木)~18日(土) IJK2024 / exhibition for buyers <B6-50>★
手元を楽しむ
まだどなたにもその名を言い当てられたことのないこの石は、色バリエの女王トルマリンです。
カットにもひと工夫あって、トルマリンならではの潤んだような輝きが最大限に生かされています。
シナモンブラウンのニュアンスを感じる黒蝶真珠と合わせてツインリングに仕立てました。
真珠にはもちろん金星の輝きを添えて。
さまざまな表情を手元でいつも眺められ、楽しい時間をともに過ごせるリングです。
色を愉しむ
カラーバリエーション豊富なトルマリン。
輝きがみずみずしく絶妙な中間色が豊富で、大好きな素材です。
最近見つけたテールグリーンのようなインディゴブルーのようなトルマリンは、ストライクゾーンのど真ん中。
ブルーにもグリーンにも転ばない鮮やかな色のトルマリンに真っ白なパールを組み合わせ、コントラストが華やかなリングに仕立てました。
グリーン系のシングルパールのリングと、重ねづけも可愛いです。
3月6日スタートのポップアップショップにて、ぜひお試しください。
<アテナリ POP UP SHOP>
会期:2024年3月6日(水)~12日(火)
会場:日本橋三越本館 1F アクセサリーイベントスペース
ルチルクォーツのステラリング
ルチルクォーツのSTELLAリングです。
ルチルクォーツは、透明な水晶を泳ぐように針状の鉱物が四方八方へ伸びる、見れば見るほど不思議な天然石です。
大きな原石から切り出す人、研磨する人、セッティングする人、それぞれの工夫が凝らされています。
単純な流れ作業では生まれ得ない、ピースごとの個性が愛おしくなります。
見かたによって変わる景色を存分に楽しめるよう、環境光をなるべく遮らない石枠におさめ、ラスターが華やかな黒蝶真珠と組み合わせました。
伝統的な蒔絵技法による、輝く金の星がアクセントになっています。
<HAPPY NEW JEWELRY>
会期:2024年1月5日(金)~9日(火)
会場:松屋銀座 1F スペース・オブ・ギンザ 11:00-20:00(8日・月祝のみ19:30まで)
★デザイナーは各日11時より16時までアテンド予定です★