銀座もとじさんのオンラインショップで販売スタートしました。
写真は、芭蕉の蒔絵かんざしとオーシャンジャスパーの帯留を組み合わせてみたコーディネート。
天然石をシンプルに、ミルグレインのような縁飾りの銀の枠におさめた帯留。
鉱物の構造は3次元なので、0.1ミリ削ると模様ががらっと変わります。
美しい模様が出るように磨き上げた研磨職人さんに、拍手をおくりたくなるアートピースです。
エクリュ~ブラウンの色系統にモスグリーンが少し混じり、カラーバランスの塩梅も素晴らしい。
かんざしはベージュ系の生地に銀蒔絵と螺鈿で芭蕉を描きました。
根本の美しいグラデーションは挿すと隠れますが、そこはオーナーの方だけの楽しみですね。
銀座もとじさんのオンラインショップではこの他いろいろとご紹介頂いています。どうぞご覧ください。
ーーー銀座もとじ 夏を彩るコモノ展ーーー
5月15日~6月30日 於:銀座もとじ オンラインショップ含む全店舗
★6月1日(土)・2日(日)はアテナリのデザイナーがアテンドし、かんざしのオーダーも承ります。
今週末は銀座もとじさんにて
美しい、地球のひとかけら。
天然石のナチュラルな輝き、奥行きのある神秘的な色合いは、丁寧な手仕事が重ねられた染織と互いに引き立て合うようです。
今週末の9日と10日、銀座もとじさんの冬のコモノ展にアテナリのデザイナーが在廊します。
和装との相性を吟味して選ばれた50ピース以上の天然石から、お好きなひとつ(もちろんいくつでも!)を選んで帯留や指輪をオーダー頂けます。
はっとするようなコーディネートに仕上がる帯留。
手元で自然の神秘を眺められる指輪。
2日間限定のオーダー会で、美しい石を見ながら楽しく悩んでみませんか。
白梅の香り
ただいま開催中の銀座もとじさん<冬のコモノ展>。
今週末の9日と10日はアテナリのデザイナーが在廊し、和装用アクセサリーのオーダーなどを承ります。
さて本格的な寒さはこれからですが、今日は初春を先取りする帯留めをご紹介。
キンと冷えた空気にあたたかい陽の光、ジャスミンに似た白梅の香りがどこからともなく漂う冬晴れの日のイメージです。
ふんわりと2色に塗り分けた漆塗りの生地に、白蝶貝の螺鈿で梅の花を表現しました。曲面に並べられた貝が、ローズカットダイヤモンドのファセットのように光を反射します。
春を待つ季節、さまざまな機会にコーディネートを楽しんでいただけたら幸いです。
デザイナーの記憶に残っている一番古い梅の木は、子供時代の北野天満宮です。
お正月の書き初め会の日、黒々とした立派な梅の木とちらつく雪の色あい、ものすごく寒くて手がかじかんで筆を運ぶどころではなかったことだけ、よく覚えています。花の記憶でなくて残念!
皆さまの梅の思い出はどんな風景でしょうか?
2023冬のコモノ展
11月15日スタートの、銀座もとじさんの冬コモノ展に今年も参加します。
帯留やかんざし、羽織紐など、アテナリが仕立てる和装用アクセサリーの数々を、銀座もとじさんにてどうぞご覧ください。
トップ写真は、銀蒔絵が味わい深い紳士用羽織紐。
来年の干支は、十二支のなかで唯一の神獣。あちこちで取材はしたものの、結局自由にデザインしました。
純銀と漆だけのシンプルな素材でも幅広い表現ができる蒔絵。素晴らしく面白い伝統技法です。
2枚めは帯留の新作<クアドレット>シリーズ。
天然石の模様を小さな絵画に見立て、額のような銀の縁でフレーミングした帯留です。
身につけて楽しむ小さな絵画、お気に入りのひとつを見つけてみませんか。
銀座もとじさんのコモノ展はクリスマスまで続きます。
新作が随時入荷しますので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
今回、撮影の背景には大島紬の生地を使ってみました。
世界でも数少ない縦横絣は、日本の人の凝り性や列島の風土をにじませていて、目にするたび愛おしくなります。
<銀座もとじ 冬のコモノ展>
2023年11月15日(水)~25日(月) 銀座もとじ全店
アテナリデザイナー在廊:12月9日(土)・10日(日)
2023夏のコモノ展
銀座もとじさんにて、二日間の在廊が無事終了しました。
お気に入りをお求めくださった方、楽しくイメージをふくらませてオーダーくださった方へ厚く御礼申し上げます。
久しぶりにお会いする方々もいらっしゃり、とても楽しいひとときでした。
オーダー頂いたお品物はこれから心を込めて製作いたします。
楽しみに、仕上がりをお待ちください。
銀座もとじさんのコモノ展は6月30日まで、まだまだ続きます。
6月にもアテナリの新作リリースがありますので、ぜひご覧ください。
トップ写真は店舗のディスプレイ。素敵。
青森での福本夫妻の展示会、テーマに広がりがあってとても面白そうです。