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時空を含む

Fufum<ふふむ> ピアス

Fufum<ふふむ>シリーズのピアス。

母貝に抱かれて自由に育った、小さな彫刻のようなケシパールが使われています。


ピアスとして耳に着けたときにどう見えるのか?

はっきりとはイメージしないまま、純金でハイライトを入れた最初のプロトタイプを身に着けてみると、とても感じが良いのです。
やわらかく肌になじみ、自然の小さな造形がほどよく主張するのが気に入って、シリーズ化しました。

fufum<ふふむ> ピアス

このジュエリーの魅力をぴたりと表現してくれる、古語の「ふふむ」と出会ったのはちょうどその頃。
「ふふむ」は「含む」とも書き、花開く前の状態を指しつつ、花開くまでの変化を連想させる言葉です。

現代語訳だと”つぼみのままである”となりますが、開花へ向かってふんわりほどけていく時間を感じます。

Fufum<ふふむ>シリーズは寛ぎの時間をイメージして作りました。

ひとつずつゆっくり試してみて、一緒に過ごしたいと思えるピースを選んでいただければと思います。

SONIA

秋の新作  ピアス

秋の新作ピアス。


昔見かけた一枚の、ソニア・リキエルのポートレイト。

トレードマークの赤毛と、それに触れるか触れないかの高い位置につけた銅色のコサージュが素敵で、切り抜いてしばらく手元に持っていました。


おそらく銅を打ち出して作られた、手のあとのある一輪の花。

この記憶の中の花をテーマに作りました。

純金蒔絵の花に手書きのタッチで漆の線描きを加え、中央には、あたたかな色合いのブラウンダイヤモンドを象嵌してあります。

手仕事をたっぷり重ねたジュエリーです。

柔らかい、ブラウン系のお召し物に。着物にも間違いなく素敵。

この方は秋雨の中、のびのび、ゆっくり。

雨の日ならではの楽しみ方で、よい週末をお過ごしください。

< PROJECT TOKYO >

2021.9.8 (Wed) – 9 (Thu)   10:00 – 19:00  Shibuya HIKARIE / 9F HIKARIE HALL

ATENARI BoothNo.< 59 >

・事前登録制ですので、あらかじめこちらのPROJECT TOKYO公式サイトにて入場登録の上、ご来場ください。

秋の顔

fufum 南洋真珠に純金 ピアス

立秋を過ぎ、今年一番の暑さがやってきて、2週間もすれば朝夕秋を感じるように。

今年特別なようにも、毎年同じようにも感じます。

出来上がった「ふふむ」から二粒を選んで英国のウール生地にのせてみたら、すっかり秋の顔。

マットであたたかい質感の服とパールの光沢のコントラストを身につけるのが待ち遠しくなりました。

ケシパールは起伏ある形のため、丸い真珠よりも表面積がかなり大きくなります。

瑕疵のない美しいケシパールが稀少なのはそのためです。

なめらかな真珠層に覆われたパールに、純金でモダンなハイライトを加えた「ふふむ」。

自然が作った造形はユニーク(唯一)で、シンプルとは違ったさりげなさが魅力。

着ける人と特別な関係を紡ぐジュエリーです。

今日はメロン日

fufum 南洋真珠に純金 ピアス

黄色いシャネル本から、 大野斉子 さんの『シャネルNo.5の謎 帝政ロシアの調香師』を経由してたどり着いたバルザックの『セザール・ビロトー  ある香水商の隆盛と凋落 』。
出だしから面白く読んでいる途中、日付をあらわすのに”葡萄月”や”霧月”という言葉が使われているのが気になりました。


調べてみると、フランス革命後12年間ほどしか使われなかった、フランス革命暦(共和暦)での月名だそう。
この暦のことを私は初めて知ったのですが、宗教性を一切排除する(革命で打倒した旧体制側だったという理由で)方針で作られたため、月にも日にもユニークな名前がつけられています。

Wikipediaや年月日から割り出せるサイトなどで調べてみたところ、今日は「熱月メロン日」。

ついでに自分の生まれた日を調べたところ、そちらも美味しいフルーツの名前がついていて満足。(単純!)
楽しいけれど、どのくらい市井で使われていたのかしら。


先日はとてもとても若い方からお仕事インタビューを受けました。自分自身を観察するきっかけにもなって、充実したひとときに。

素敵なご縁に感謝。ありがとうございます!

字面が暑いから「熱月」は不採用必至の日本の夏。
よい葉月をお過ごしください。

ふふむ

生命体ではないのに、動き出しそうなやわらかさと可愛らしさのあるパールたち。


パールと遊ぶようなモダンなハイライトは、純金の蒔絵技法によるものです。

丸くなることを定められた有核真珠と違い、自由に育ってひとつずつ形の違うケシパール。

目に見えないほどの大きさから始まり、形を変えながら少しずつ大きくなり、収穫された時の形でこの世に存在し続けます。

永遠の花のつぼみのような南洋ケシパールの新作は「fufum」(ふふむ)と名づけました。

名前の由来についてはまた改めて。


写真はペアリングの楽しいシングルピアスです。

パールのふるさとは南の海。
伊勢志摩もそうですが、真珠養殖に適した海岸線はどこも美しいですね。

(写真は著作権フリーのをお借りしました。本当は行きたい撮りたい!)