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パリ鉱物博物館

リュクサンブール公園に隣接するパリ国立高等工業学校。このエコール付属の鉱物博物館を見に行きました。

パリは訪れる場所が無尽蔵にあり、旅行者として時間に制約があるので同じミュージアムに複数回足を運ぶことは多くないのですが、案内したい人がいてここは2度めになります。

自然光のたっぷり入る大きな窓、高い天井の広い空間で、訪れる人も少ないため膨大な数の標本をひとつひとつゆっくり眺めることができます。

宝飾品向きのカットされた宝石も展示されていますが、ここでは世界中から集められた鉱物標本のほうに圧倒的な美と引力を感じます。


美しさにしばし見惚れた後に見えてくるのは、ここまで運んだ人々のすり減らした神経!


鮮烈ないろの層。不思議でしかない構造。


立派なトルマリンは神殿のような威容。



まばゆい輝き、ボリューム。ロココ時代のドレスみたい。



ガーネットの結晶の形の特徴がよくわかる標本。「ざくろ石」の名前の由来がよく分かる色。



これは前回訪れたときに一番気に入ったセレスタイン。
今回もやはり私のベストです。空を表す名の通り、クールなブルーグレーの美しい結晶がたまりません。



日本からはスティブナイト。
知らなかったので調べてみたら、愛媛県の鉱山からかつて美しい結晶が採れたそうで、例によって美品はこぞって海外へ渡ったとか。きっとこれもそのひとつ。



10年以上ぶりでしたが、変わらずとにかく楽しい空間でした。
標本の数が多いので、鉱物のお好きな方は2時間は見積もって訪れることをお勧めします。