アルゲリッチ音楽祭もおしまい。
プログラムの変更も、一部が”アーティストの意向により”オンラインで見られなかったことも、あれこれ含めて楽しみました。
「年齢を感じさせない」という慣用表現が恐れをなして逃げていくほどの演奏を見せてくれた、80歳のピアニスト。
一番心を動かされたのは、アンネ=ゾフィー・ムターとマルタ・アルゲリッチのフランクです。二人して奏者というより音楽が乗り移った人のようでした。
それから、テディ・パパヴラミのヴィヴァルディの弓さばきと佇まいに一目惚れ。
名前の語感からバルカン半島のどこかかなと思って調べてみたらアルバニア出身でした。フランスのTVシリーズ「危険な関係」(何度も映画化されているあれです)に出演したり、アルバニア文学作品をフランス語に訳したりと多才な方のよう。
アルバニアには行ったことがありませんが、お隣の国なら。
どう考えても神戸に似ていて着いた瞬間から好きになったテッサロニキが今日のトップの写真です。
そしてこれは彼の前半生の自伝。早速これから読んでみます。
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