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青い空 白い花

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爽やかな初夏の空にまぶしい白を散りばめる、あの木。ハナミズキ。
花のように見える部分は、中央の花を包むように進化した、葉っぱだそう。

しばらく、着物に合わせる装身具の製作が続きますので、こちらで制作過程のことを少しご紹介していこうと思います。

いくつかのアイテムに展開予定のこのモチーフ。
まずは写真のようにラフに描き散らかします。

行き詰まったり飽きてきたら、筆記具を替えてみる・・・とは、20余年前に先生に教わったことです。
教わったことはあらかた忘却しましたが、先生自身の経験に基づく小さなTipsのほうは長く記憶に残っているのが面白い。

さて、いい感触がでたら、アイテムごとの形や大きさにまとめていきます。
一番こだわるポイントは身に着けたときの感じの良さ。

蒔絵技法は表現の幅が広いですし、ジュエリーの素材や技法をミックスするとまさに無限の可能性があります。

どんなテイストに着地させるかあれこれ思い巡らせながら、描きます。