満開の梅、沈丁花、と春の香りが楽しい季節です。
暖かい日が来るたびにチェックしていた梅も、一輪咲いた後が早かった。今は満開。
派手ではないですがよい香りがします。
そして何より好きなのは沈丁花の香り。
キンモクセイと同じく遠くまで届くので、この香りをかぐと、思わず発信源であるこの花の姿を探してしまいます。
香りといえば、女性にとって香水は自分の歴史でもあります。
私のそれは二十歳の頃から。オレンジのボトルの『DUNE』で始まりました。あぁ懐かしい!
それ以降はいろいろと、次々と、その時々に自分に足りない物を補いたくて、新しい香水を試していたような気がします。
そして今はオリジナルでブレンドした『ATENARI』。
ベースノートからミドルノート、トップノートと、丁寧に、完璧に自分好みに調合した香水で、それまでの香水ジプシー状態を脱却しました。
香水類は各ブランドにとってドル箱ビジネスなので、新製品が次から次へと出ますが、それらに全く手を出さなくなったのは自分でも意外でした。
捨てられなかった香水瓶の山も、何のためらいもなく処分できて、省スペース。取捨選択が簡単になって、身辺がすっきりするのは嬉しいことです。