あまり使う機会がないけれど、気に入っているもの。
心の中で「デルフォス・バッグ」と呼んでいるプリーツの巾着です。
本体と同色のグリーンと、ウルトラマリンブルーの2色のタッセルをつけて少しアレンジ。
この和洋折衷、繊細で華やかなテイストが大好き。
小さくてモノが入らないため、とても出番は少ないのですが、美しいので手放すことができません。
そういえば先日イタリアのバッグを日本で取り扱っていらっしゃる方が、日本ではパーティシーンが少ないためクラッチバッグが売れない、という話をされていました。
確かにパーティ会場や劇場のロビーなどで立ち姿を綺麗にみせるタイプのバッグ、日本でニーズは少ないのかもしれません。
小さなバッグといえば日本にはその昔、筥迫(はこせこ)がありましたね。紙入れが進化した、小さくて美しいジュエリーのようなバッグ。