あっさりした銀の蒔絵が涼しげな縞のかんざし。
艶のある漆黒と、少しメタリックに見える銀が重なり合って粋な印象です。
縞は奥が深く、例えば写真のようなツートーンでも、描く線の太さや蒔く密度、黒と銀の配分によってがらりと雰囲気がかわります。
自分の好みに合ったデザインの縞を自分オリジナルの縞柄として、身の回りの複数アイテムで着けこなすのも素敵です。
たとえばかんざしと手鏡うらなどは、さりげなく、気づいた人だけにアピールします。
丁寧に誂え、普段づかいする。
簡単に入手できるモノがあふれている今だからこそ、こんなことも少し新鮮に感じます。
さてこの縞、「氷のミルフィーユ」と名づけました。