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世界バレエフェスティバル

Aプロの3日め。
開始からカーテンコールが終わるまで、約5時間。リング並み。
今回は、オーストラリアバレエを筆頭に、全く知らないバレエ団からダンサーが参加しているので、それが楽しみだったのだけれど、ひととおり見てみて、また見たいと思ったのは、ルシンダ・ダンだけだったな。バランスがよくて、腕の動きが綺麗。オーストラリア・バレエ自体、ロイヤル仕込みだと彼が言っていたけれど、そうならば凄く納得。
タマラ・ロホの「白雪姫」は、ぜひ全幕で見てみたい。音楽も楽しい。白雪姫は、雪のように白い肌にからすの羽のような黒い紙、と形容されていたっけ。本当にそんな感じのチャーミングなお姫様・・とそのカバン持ち。誰だ、彼を呼んだのは?タマラだけに拍手したくてもどかしいカーテンコールだった。
こういう機会では、その作品の振付家率いるバレエ団の「本場もの」を見るのが楽しみなので、ハンブルグ・バレエの「椿姫」とか、シュトゥットガルト・バレエのクランコ版「ロミ・ジュリ」がとても楽しみ。
両方とも振付のフレッシュさ(何でそう感じるんだろう?不思議。全ての動きに意味と勢いがある)がすごく心地よくて、特にポリーナ&フリーデマンのロミ・ジュリは何だか見ていて幸せだった。ポリーナはバルコニーで待機の際の”しな”に不慣れなところがあったものの、踊り出したら上手で可憐で。フリーデマンは文句なし。
ルテステュ&マルティネスの「ダイヤモンド」、ギエムの「TWO」は、上手じゃない人が踊ったら相当つまらなくなるのを、さすがに別世界に連れて行ってくれるような完成度。
オレリー&ルグリの「扉」も、既に彼らの作品になっていて。
今回は演目もカンパニーも盛りだくさんだけれど、結果的にパリ・オペラ座の実力が浮き出て見えたのはちょっと皮肉だった?
ヴィシニョーワはすごく説得力がある。彼女が踊るものは、何でも見てみたい。オレリーも同じく。彼女はキャラクターを演じるのをとても楽しんでいるように見える。あのカーテンコールのパフォーマンス、5~6年前には考えられなかったよね。
女性ダンサーの充実ぶりを感じました。彼女たちが今回組んだパートナーは、きっと次回の出演がないでしょう。世代交代ですな。
長丁場だったけど、ちっとも疲れない、宝もののような5時間。
素敵なバースデープレゼントです。いつもありがとう。