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ヌレエフ・フェスティバル

日曜日にヌレエフ・フェスティバルを観にいく。
今年で没後10年になるヌレエフは、タタール人として生まれたらしい。
タタール人というのは中国の少数民族の中のひとつで、ウイグル自治区を中心に生息、じゃなかった、分布、じゃなかった、何て言えばいいのかな、ウイグル自治区を中心に生活しているという。
中国というのはすごい国だな、と思うのと同時に、ロシアが他国と接する国境の長さを今更ながらにすごいと思う。
昔好きで繰り返し読んだ『三国志』にも、赤毛とか碧眼の武将が出てきていたっけ。
ま、どこをみても同じ目の色髪の色(最近はそうでもないが)の人ばかりという日本が特殊なのかもしれないけれど。
とにかくエキゾティックでハンサムで、優雅な踊りのヌレエフ。
ヌレエフ時代のオペラ座のダンサーは、特に男性が、とーっても優雅な踊りをする。腕の表現のやわらかさ、脚さばきの軽さ、丁寧さは、確かに特徴がある。
舞台を観ていて思ったのは、ベテランはベテランならではの演目が必要ということ。若い恋人同士を踊る「マノン」は、かなり無理があった。パートナーシップが良くなかったのもあるけれども、マノンに生活感があるのがちょっとショックだった。身も心も恋にとらわれながら恋人と別れなければいけないというシーンの「寝室のパ・ド・ドゥ」だけれど、無我夢中の感じがなくて。
パリ・オペラ座では、オレリー・デュポンが「マノン」で復帰したらしい。
3年前の「マノン」とはまるで別人、という感想に、素直に観てみたいなあ、と思う。演目が合っているときには彼女は素晴らしいから。